熱中症について その2

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熱中症は体がまだ暑さに慣れていないときに起りやすいものです。

暑い日が続くと、発汗量や皮膚血流量の増加、汗に含まれる塩分濃度の低下、血液量の増加、心拍数の減少などの反応があらわれ、次第に暑さに対して体が適応していきます(暑熱順化)。

暑熱順化は運動によっても獲得することが出来ます。運動開始から数日で形成され始めて2週間程度で完成すると言われていおり、春先ごろからジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を行なっておくのが良いのです。

つまり、日頃から運動をしている人は暑さに強いと言えるでしょう。とはいえ、熱中症になるかどうかは気温や湿度などの環境的要因も大きく関与します。

連日猛暑が続くなかでは、体力に自信があっても、環境的要因を緩和する=暑さを避ける工夫も必要になってきます。

具体的には、屋外ではできるだけ日陰をえらんで歩く、帽子をかぶる、日傘をさす。屋内で過ごすときはブラインドやすだれを垂らして直射日光を防ぎ風通しをよくする、などです。朝のうちに打ち水をしておくのも良いでしょう。打ち水には、気化熱による気温上昇の抑制効果があります。

皮膚からの熱の出入りには衣服が関係します。皮膚表面まで気流が届き汗を吸って服の表面から蒸発させることが出来るような、通気性・吸湿性のよいものが理想的です。また、太陽光のもとでは輻射熱を吸収して暑くなる黒色の衣類は避けた方が無難です。ネクタイなど首の周りをしめるような服装の場合は、可能な限り襟元をゆるめて通気し熱を逃がしてやるほうがよいでしょう。

熱中症予防のためには水分補給は非常に重要です。暑い日には知らないうちに汗をかいているので、とくに運動や作業をしていなくても小まめに水分を補給するとよいでしょう。とくに湿度が高い日や風通しが悪い環境では、汗をかいても蒸発しにくく汗の量も多くなるので、その分、十分な水分と塩分を補給する必要があります。また、人間は軽い脱水状態の時にはのどの渇きを感じないため、のどが渇く前や暑いところに出る前に水分を補給しておくことが大切です。

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このページは、司馬逸雄が2010年7月24日 00:32に書いたブログ記事です。

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