熱中症について その1

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梅雨が明けた途端にものすごい暑さになり、全国各地で猛暑日を記録しています。こういう時に気をつけたいのが熱中症です。

暑くなればなるほど、熱中症で倒れる人や死亡する人が増えてきます。

日別最高気温と熱中症死亡率.jpg

人間の体には異常な体温上昇を抑えるための調節機構が備わっています。

暑いときには末梢血管が拡張して、皮膚に多くの血液が分布し、外気への「熱伝導」を良くすることによって体温低下をはかります。また、汗をたくさんかけば「汗の蒸発」に伴って熱が奪われるため体温が低下します。末梢血管の拡張も汗の分泌も自律神経の働きによるものです。

このような体内での調節機能が破綻し、熱の産生と「熱伝導と汗」による熱の放出とのバランスが崩れて体温が著しく上昇して発症するのが熱中症です。

熱中症が起りやすいのは、気温・湿度が高い、風通しの悪い、日差しが強いなどの環境です。身体的な条件としては、激しい運動によって体内に著しい熱が産生されている場合に起りやすいと言えます。

また、暑い環境に体が十分に対応できない場合にも発症しやすいので、心臓疾患、糖尿病、精神神経疾患、広範囲の皮膚疾患などがあり「体温調節が下手になっている」状態の人は要注意です。さらに、心臓疾患や高血圧などで投与される薬剤や飲酒も自律神経に影響したり、脱水を招いたりするので気をつける必要があります。

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このページは、司馬逸雄が2010年7月22日 12:55に書いたブログ記事です。

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